8月6日(日)、金沢市にて初めての北信越ユネスコスクール交流会が開催されました。石川県、福井県、富山県、長野県から約40名の参加者が集い、信州ESDコンソーシアムからは、山ノ内西小学校・中野西高校・長野西高校・信州大学教育学部の教員が参加しました。

交流会では、はじめに、金沢大学の鈴木克徳教授より、ESD・ユネスコスクールを巡る最新の動向について説明があり、その後、アートマイルプロジェクトやテディベアプロジェクト等の国際交流事業や富山市奥田北小学校の実践事例が紹介されました。後半は、スモールグループに分かれ「ユネスコスクールまたはESD推進校として直面している最大の課題・困難について」「そのような課題・困難を克服するため、どのような方法が考えられるか」というテーマでワークショップを行いました。約60分のディスカッションの後、各グループからの発表を全体共有しました。ユネスコスクールとしてスタートして間もない学校から、活動が定着し次のステージを迎えている学校まで…、共感し合える課題もあれば、新たに知る気づきもあり、多様な学校が集まったからこその充実した交流会となりました。今後、広域の交流、連携の輪が広がることが期待されます。(安達仁美)